魔法の国ザンスシリーズ 16巻 『ナーダ王女の憂鬱』

 読み始めて結構経ちましたが、ようやく読み終わりました。
 分厚いファンタジーです。2cmあります。

 今回は、魔法の国に普通の人間が、PCゲームとして参加する!という奇怪な設定で、まず最初に唖然としました。
 しかし、全然心配する事もなく、「普通の人間」にも、ぐぐっと引き込まれて、楽しく読ませていただきました。

 途中、ゲームプレイヤーが、思わずゲームの中に入ってしまうシーンまでは、ザンスの世界に、モニターが浮いているというありえない設定で、そこが面白かったです。

 ますます面白くなっていくザンスシリーズ、決して終わる事なく、分厚い本を書き続けて欲しいです。

 お話の内容が内容だったので、1巻だけは読んだ夫に、この巻だけでも読んでみるか聞いてみました。

 魔法の国ザンス(16) ナーダ王女の憂鬱 (ハヤカワ文庫 FT)
 魔法の国ザンス(16) ナーダ王女の憂鬱 (ハヤカワ文庫 FT)