ユナイテッド93

 ユナイテッド93
 ユナイテッド93
 夫が夏休み中に沢山観ようと借りて毎日少しずつ観ていたのですが、今日は朝半分、お昼1本、夜半分のスケジュールでした。
 お昼の1本が、丁度私の休憩時間(本が難しすぎて睡魔に襲われていた)に始まったので、あ、これってーと気付いて、一緒に観れました。
 最初はソファーにぐだーっともたれて観ていたのですが、途中から、前に身を乗り出して、息を詰めて観てしまいましたよ。そして、終わってから遺族の方のお話を順番に聞きながら涙涙でした。

 そして思い出すのは、まもるくんやぴよちゃんの事で、尚更、涙が止まりませんでした。しかし夫は、思い出してはいないようで、非常に温度差を感じますが、自分の身体に起こった事とは違うので、仕方がないのかなーと思います。
 遺族の方々は、その事についてお話出来る、助け合える仲間が出来た。家族が増えたとおっしゃっていました。

 ユナイテッド93は、乗客皆で力を合わせて戦って、目的地ではなく、別の場所に墜落した機のお話がメインですが、機内の状況を、遺族の方は、想像通りと口をそろえておっしゃっていました。私にとっては、想像とはちょっと違って、生々しく残酷なシーンが多かったように思います。

 そして、当時、あの、貿易センタービルに最初の飛行機が飛び込んだ時、丁度リアルタイムでニュースを延々と観て、夫に逐一メールで伝えていたのですが、その時、管制センター?ではどんな事になっていたのかが、とてもよく分かる映画でした。

 たったお1人だけ、適切な指示を出して、被害を最小限?に食い止めた方が最も印象に残りました。アメリカ上空に、4千から5千も同時に飛行機が飛び交っていて、そのうちの何機かが同時にハイジャックされたようなのに、それがどれかが分からないという恐怖、、、、、、、、、。